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ご紹介

Nextra(ネクストラ)(*1) は、インスパイアが提供する「分散アプリケーション・サーバ」です。

アプリケーション間データ転送速度 (*2)とRAS(Reliability(信頼性)、Availability(可用性)、Serviceability(保守性、サービス性))を確保しつつ、数千同時リクエストを可能とする、分散テクノロジーに特化した基幹業務向けアプリケーション・サーバです。

Nextra並びに高速ファイル転送弊社製品Gabatto(ガバット)にて作成した分散ファイルシステムのライブデモを、Interop Tokyo クラウド・コンピューティング・コンペティションにて披露し、2010・2011年連続してCisco賞を受賞しました。

(*1) Nextraは、1992年、米国MITにて開発された Entera が起源です。
(*2) 実証実験では、フェイルオーバー、ロードバランス、監視機能を搭載しているにも関わらず、04.μ秒/トランザクション、 2,100TPSを記録しました。

​テクノロジー

テクノロジー
  1. アプリケーション・クラスタリング
    Nextra が提供するRPC ランタイムライブラリの優れたL7(レイヤー7)リアルタイム・ルーティング機能により、システム全体のゼロ・ダウンタイムを実現します。複数セットのアプリケーションを起動しておくことにより、アプリケーション・ダウンやサーバマシン・ダウンに1秒以内に対応することができます。これにより、24 時間365 日、いつアプリケーションが落ちてもシステム全体のダウンを防ぐ、安心な仕組みを実現できます。プログラマーは、アプリケーション・クラスタリング実現に関して、コーディングの必要はありません。

     

  2. ロードバランシング
    効率的でシームレスなロードバランシング機能により、安定したサービス提供が可能です。複数セットのサーバプロセスを起動しておくことにより、サーバプロセスの利用効率を最適化できます。Nextra / RPC ランタイムライブラリのラウンドロビン機能により、それぞれのサーバプロセスには均一な負荷がかかることになります。また、並列サーバプロセスとブローカによるノード分けにより仮想空間を複数セット実現することで、さらに負荷分散率を上げることも可能です。 プログラマーは、ロードバランシング実現に関してもコーディングの必要はありません。

     

  3. ネーミング・サーバ
    サーバプロセスの位置情報を把握します。 クライアントはネットワーク上に分散されたサービスの物理的な位置情報をBroker(ブローカ)より取得します。並列、階層化も可能です。

     

  4. アプリケーション監視
    運用フェーズに入ったアプリケーションの自動監視を行います。 ソケットレベルでの確認を行い、プロセス無応答・ダウン時には再起動を行います。

     

  5. 通信インターフェース自動生成
    3層分散アーキテクチャーに沿った開発を支援するNextra では、通信・OS レベルのAPI プログラミングは必要ありません。各プログラム言語用の通信インターフェースをNextra 開発ツールにより自動生成し、異なるプログラム言語間の容易なモジュール連携を実現します。 開発は各層(プレゼンテーション層、アプリケーション層、データ層)同時に並行して進めることができ、開発者はビジネス・ロジックだけに注力することができます。 さらに、Nextra が提供するテストツールを使用すると、クライアントプログラムの作成を待たずに、サーバプログラムのテストを行うことができます。

     

  6. 高速RPC通信
    ミッションクリティカルシステムで求められる、安定したアプリケーション稼動を実現するNextra は、高速RPC 通信とロードバランシング機能による安定したサービス応答時間の確保、アプリケーション・クラスタリング機能によるシステム全体のゼロ・ダウンタイムを実現します。

Nextraの3層

Nextraの3層
  1. プレゼンテーション層
    Webブラウザ、アプリケーションGUI などのPCユーザ用インターフェース

  2. アプリケーション層
    RDBMSからのデータ抽出、四則演算などのビジネスロジックをつかさどる

  3. データ層
    RDBMS、ERP、レガシーシステム

​開発

開発

「Nextra」では、通信・OSレベルのAPIプログラミングは必要ありません。開発者が最小限の情報を記述するだけで「Nextra」が各層(プレゼンテーション層、アプリケーション層、データ層)間のコミュニケーションプログラムを自動生成 します。
開発は各層を同時並行で進めることができます。開発者はビジネス・ロジックだけに注力することができ、開発コスト、開発期間の大幅削減により、生産性を飛躍的に高めることができます。
同時に将来のあらゆるアプリケーションニーズに対して柔軟性を確保します。​

​運用

運用

運用フェーズに入ったアプリケーションの自動監視を、運用管理ツールである「AppMinder」により行うことが出来ます。これにより、アプリケーションダウンによる機会損失の回避、運用要員のコスト削減を実現できます。

運用フェーズに入ったアプリケーションの自動監視を、運用管理ツールである「AppMinder」により行うことが出来ます。これにより、アプリケーションダウンによる機会損失の回避、運用要員のコスト削減を実現できます。

​稼働環境

稼働環境

 サーバOS : HP-UX/Itanium2、Linux、Windows

  

 クライアントOS :Windows

  

 プログラミング言語 : C、C#.NET、COBOL、Java、VB.NET、Visual Basic

Inspire International Inc.

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